お茶どころ・みえ

伊勢茶でホッとひといきつきませんか。

「伊勢茶」は、三重県で生産された茶の統一ブランド名です。
全国第3位の生産量を誇り、茶のプロである茶商やお茶通のみなさまの間では品質や味に定評のある伊勢茶ですが、これまで多くが他府県産の銘柄茶の原料茶として流通してきたこともあり、実力の割にその名はあまり知られていないのが実情です。
産地はいま、消費者のみなさまに安心して飲んでいただける安全な伊勢茶づくり、生産県としての強みを生かした魅力ある商品づくりに、全国ブランドをめざし熱い思いで取り組んでいます。

伊勢茶のチカラ

全国第3位のお茶どころ

荒茶生産量(2015年産)

三重県は、茶の栽培面積も生産量も堂々、全国第3位。かぶせ茶を含む「おおい茶」(玉露、かぶせ茶、てん茶を合わせた表記)の荒茶生産量は全国第1位です。

県内まるごと生育適地

地図の画像

年間平均気温15℃以上、年間降雨量1,500mm以上。これが茶の生育に適する条件。温暖で降雨量も豊富な三重県のほとんどの地域がこの条件にあてはまり、恵まれた環境のもと県内各地でさかんに伊勢茶が栽培されています。

品質に自信

「伊勢茶は味が濃い」と茶商にも定評があります。伊勢茶は二番茶までの刈り取りのため、樹勢が保たれ、葉肉も厚くなり、味わいが濃厚になるというわけです。急須に入れて三煎めでも、充分に味や香りを楽しむことができます。

品評会で多数入賞

全国茶品評会、関西茶品評会など全国レベルの品評会で、伊勢茶は毎年、農林水産大臣賞をはじめとする上位各賞に多数入賞しています。

伊勢茶は平安時代から

伊勢茶の起源は、古文書によると、延喜年間(901~922年)に、飯盛山浄林寺(現在の四日市市水沢町の一乗寺)の住職・玄庵が空海直伝の製茶法を伝承し、この地域に茶の樹を植えたのが始まりと伝えられます。伊勢茶は、千年以上もの歴史ある産地なのです。

最澄の写真

日本での茶栽培のはじまりは…

延暦24年(805年)に、最澄が中国から茶の種を持ち帰って比叡山のふもとにまいたという伝承が残されています。けれども、この時代にはあまり普及しなかったようです。
その後、建久2年(1191年)、臨済宗の開祖・栄西禅師が再び中国から種を持ち帰って、現在の佐賀県・背振山にまき、さらに後年、京都・栂尾の高山寺の明恵上人に種を贈ったとされています。