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2018年11月08日

全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)

三重県ナシ生産者研修会を開きました

三重県園芸振興協会(事務局=JA全農みえ営農対策部)は11月1日、松阪市のJA松阪本店で三重県ナシ生産者研修会を開き、生産者、JA、県関係機関などから81人が参加しました。

千葉県農林総合研究センター果樹研究室の戸谷智明上席研究員が、「ナシのいや地現象について」を講演。同県での試験結果と得られた知見を報告し、ニホンナシの改植ほ場で、いや地現象(同一植物の連作や長期間の栽培で作物の生育が不良になる現象)が発生すること、その発生程度には品種間差があることを示唆しました。対策として、客土や活性炭でいや地現象を軽減し、マルチ処理などの生育促進技術を併用することを挙げました。

JAいがふるさと営農部の中川雅好次長は、白鳳梨生産組合での「三重ガイドラインGAP」認証取得に向けた取り組みを報告しました。同組合は、選果場での整理整頓や張り紙設置、農薬の適正管理など、労働と品質の安全性向上に取り組み、2018年3月に組合長が認証を取得しました。取り組みを通して労働安全性が飛躍的に高まったとし、安全・安心でおいしい「白鳳梨」づくりで面積を拡大し、販路拡大をめざしたいと話しました。

このほか、ナシの根圏制御栽培法に関する研究や、三重ナシジョイント栽培研究会の取り組み報告を行いました。肥料・農薬、農機の関連資材などの展示もあり、生産者の関心を集めていました。

中川次長の取り組み報告の内容を表示

中川次長の取り組み報告

戸谷上席研究員の講演の内容を表示

戸谷上席研究員の講演