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2019年11月19日

全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)

三重県ナシ生産者研修会を開きました

三重県園芸振興協会(事務局=JA全農みえ営農対策部)は11月13日、松阪市のJA松阪本店で三重県ナシ生産者研修会を開き、生産者、JA、県関係機関などから72人が参加しました。

岐阜県大垣市で梨および水稲を栽培する株式会社D.I.Bの林達也代表と、同県西濃農林事務所農業普及課の伊藤順一技術主査が、「岐阜県におけるナシ根圏制御栽培導入事例と今後の展望」と題して講演しました。
根圏制御栽培法は、地面に遮根シートを敷き、その上に培土を盛って樹を育成する技術。根の伸びる範囲が狭まり、枝の成長が抑えられるため、通常の栽培法より早く果実を収穫できます。また、樹形が単純であるため、高度な栽培技術が不要である、授粉や枝切り作業が容易になるなどの利点もあります。

林代表からは、自身の農園での導入事例を多くの写真を用いて説明。伊藤技術主査からは、産地維持のための取り組みとして、水稲との複合経営を念頭に置いた大垣市版の根圏制御栽培マニュアルの作成や、担い手を育成する「梨塾」について説明しました。生産者からは、具体的な根圏制御栽培の導入についての質問がなされました。

このほか、今年度のナシの生育と今後の管理、農業経営における事業承継について情報提供を行いました。肥料・農薬の関連資材や県工業研究所の特許技術を用いたドライフルーツなどの展示もあり、生産者の関心を集めていました。

林代表、伊藤技術主査の講演の内容を表示

林代表、伊藤技術主査の講演

特許技術を用いたドライフルーツの展示の内容を表示

特許技術を用いたドライフルーツの展示